月刊中崎町 リニューアル見本(2026年10月4日更新)。公開中のサイトではありません。
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中崎町の記憶と今 昔ながらの仕出し弁当屋から

―老舗仕出し弁当屋「濱鮓」大西さんに聞く、まちとともに生きた50年―

大西さん老舗仕出し弁当屋「濱鮓」
濱鮓の大西さん

梅田のすぐ隣、路地裏に古い家並みが残る中崎町。
古民家カフェや古着屋が並び、若者に人気のまちになった今も、
ここには長く暮らす人々の息づかいがある。

今回は、創業110年を迎える老舗仕出し弁当屋「濱鮓(はまずし)」の店主 大西さんに、
昔の今の中崎町の姿について伺った。

濱鮓の看板

中崎町との出会い、思い出

中崎町との出会いはいつ頃ですか。

大西さん.この街との付き合いは嫁に来てからやねえ。もう50年になるわ。
店の向かいは小学校やったし。
当時から古民家みたいなのは、ずっと残ってたよ。
大空襲があったけど、この辺は学校の周りやったし、なんとか残ったみたいよ。

濱鮓さんは、どんな風に今までお店を切り盛りしてきましたか。

大西さん.仕出し弁当なんかも始めはやってたよ。
昭和58年に建て替えるまでは、二階建ての鮓屋やったし。
旦那とその兄が調理場に立ってたよ。
それ、大きい冷蔵庫。そのまま出前の準備とかしとけるようにさ。

河合社長(Gaku株式会社 社長).うわ、大きい冷蔵庫ですね~!

大西さん.アンタ入れるんちゃうか(笑)

河合社長(Gaku株式会社 社長).出れなくなるんでやめてくれますか(笑)

昔の中崎町で印象に残っている出来事はありますか?

大西さん.豊崎神宮のお祭りかなあ。
そりゃもう賑やかやったよ。子どもも人もようけおったし。
今も、一時減ったとはいえ、また増えてきてるみたいやけどね。
私の子どもが学校行く時なんかは、ギリギリ2クラスとかやったかな。
1クラスは40人行くか行かないか。今はどうなんやろね。
戦前とかに比べたら、その時はめっちゃ少なかったねえ。

昔の人づきあいはどんな感じでしたか?

大西さん.宅急便を代わりに受け取ったり、『自転車いらんから使い~』って譲り合ったりね。
けがしたら誰かが飛んできたもんよ。
昔は人との付き合いがやっぱり濃くて、その分、めんどくさいことも多かったけどね。

はまずしの店先

今の中崎町

今の中崎町で感じることは?

大西さん.最近は新しい人がようお店をやってはるね。
何屋さんか全部はわからんけど、カフェとか、アサイー?とか。
植物いっぱいのとことか。色々変わったよなぁって思うよね。
人が集まるのはええことやと思うけど。

昔のほうが良かった、と思うことはありますか?

大西さん.いや、特別よかった!とは思わへんね。

長く暮らしてきて、どんなところが住みやすいですか?

なぜ、この街で?

大西さん.便利やねん。梅田も天満もすぐやし、スーパーも多いし、物価も安い。
若い人は一回来て終わりかもしれんけど、うちらみたいに長く住んでる人間には、ほんま住みやすい町やね。

よく行くお気に入りの場所はありますか?

大西さん.気ぃ使わんでええ場所が好きやねん。
葉村温泉、クラブ温泉、楽天地温泉、天六温泉、なにわの湯。
居酒屋なら『かめや』『幸楽』、焼肉は『姜家』、
天満の『だいわ食堂』もお気に入りやね。

これからの中崎町へ

新しく住む人へのアドバイスをお願いします。

大西さん.昔からの人と仲良うしてな。
どこが安いか、何があるか、住んでる人しか知らんことようけあるから。
遠慮せんと声をかけたらええんよ。

笑顔の大西さん

『濱鮓』

中崎町の一角で、街の歴史を見つめながら元気に営業中の老舗仕出し弁当屋。
店主の大西さんは76歳、まだまだ元気で若々しい方という印象を受けました。
中崎町を愛し、お風呂屋さんなどお気に入りのお店を楽しみながら
暮らしていることが、その若々しさの秘訣なのかもしれません。

”地域の元気なお母さん”が、創業110年の老舗仕出し弁当屋から、昔と今を見つめています。

提案のポイント

今の「この街には『なぜ』がある。」はそのまま引き継ぎ、読む順番と見せ方を整えた見本です。上から順に読むと、見どころが分かるようにしています。

1まず見てほしいところ

  1. 過去・今・未来の3つの入口今のサイトにある「中崎町の過去から今、そして未来への物語」を、そのまま構成にしました。過去=歴史と文化、今=人に会う、未来=Dear 2126。TOPのすぐ下から、どれにも進めます。
  2. 昼と夜をワンクリックで切り替え代表のデザイン案を受けて夜の配色を基本にし、上の帯の「昼/夜」で昼の配色にも切り替えられます。選んだ配色はほかのページにも引き継がれます。夜は、明かりが灯る時間の路地に合わせた配色です。TOPは夜の通りの写真を大きく見せ、号数「No.10」は特集ごとの通し番号なので、毎月の書き換えに追われません。昼は、写真と文字を重ねずに読みやすさを優先した配色です。本番では、昼と夜を出し分けてどちらがよく読まれるかを比べる、といった使い方もできます。
  3. Dear 2126 に「未来」の居場所をつくる旅人のカードは実物の写真で載せ(名字や管理用の印は消しています)、手書きの横に同じ言葉を文字でも載せました。少ないうちは最新の1枚を大きく見せ、10枚を超えるとボードに並べる形へ自動で切り替わります。取材した人の「100年後の旅人へ」の言葉もまとめています。

2読まれるための工夫

  1. 写真と「つかみ」の一文で見せる文字だけだと読まれにくいので、記事の写真と見出しの一文を添えました。人に会うの各カードには、取材した人に同じ質問をした「なぜ、この街で?」の答えを載せています。
  2. スマホで短く、読みやすく人に会う・歴史と文化・みんなの中崎町は横にスワイプ、はじめて来る人へは項目名だけにして、スマホのTOPの長さを約21画面から約14画面に縮めました。本文は17px・少し太めの文字にし、年配の方にも読みやすい大きさと濃さにしています。
  3. Instagram「中崎町PR部」とつなぐ再始動の動画、Instagramの投稿のような「みんなの中崎町」、「私たちについて」の役割の違い(Instagram=何があるか、月刊中崎町=なぜ魅力があるのか)で、Instagramと行き来できるようにしました。

3作ったページ

記事の文章と写真は、今のサイトの記事のものを一字一句そのまま使っています(段落の区切りと見せ方だけ整えています)。

4今のサイトから直したところ

5代表に決めてほしいこと

この見本の中身について
取材記事・歴史と文化の文章と写真、「みんなの中崎町」の写真、「私たちについて」の文章・数字(2024年から取材・100件以上)・路地の写真は、今のサイトに載っているものです。
No.001 のカードは、実際に届いたカード(掲載同意あり)の写真です。名字は画像から消し、影も補正しています。
TOPの夜の写真は、代表のデザイン案で使われている写真です。
TOPの昼の写真は Dear 2126 のリリース素材です。
「なぜ、この街で?」の言葉、再始動の動画、「はじめて来る人へ」の内容は、代表がまとめたデザイン案からです。
この見本には、カードの投稿フォームや管理画面は含めていません。